今すぐに始めたい、ワンちゃんのノミ対策

犬の病気

春から夏にかけて、気をつけたいのがワンちゃんのノミ。ブラッシングやシャンプーをしている時に、愛犬の毛の中で黒くて小さなものが動いていたり、黒いツブツブが付着しているのを見つけたたことはありませんか?その場合、愛犬にノミが寄生している可能性があります。「室内飼いだからノミがつくはずない」と思っている方もいるかもしれませんが、実は室内でもノミが寄生する可能性は大。そこでノミに関する基礎知識と予防法について紹介します。

ノミについての基礎知識

ノミは吸血をする寄生虫の一種。その代表的な特徴を知りましょう

ワンちゃんに寄生するのは「ネコノミ」

ワンちゃんに寄生するノミの大半は、体長1~2ミリの「ネコノミです。ピョンピョンと飛び跳ねることが特徴で、なんと体長の100~150倍も跳ねることができます。気温13℃以上になると活溌になって繁殖を開始し、春から秋にかけて大量発生しやすくなります

ノミの発生サイクル

ノミは卵から幼虫になり、サナギを経て成虫となります。寄生して吸血をするのは成虫になってから。成虫になるまでに通常は3~4週間、最短で約2週間(梅雨~夏の時期)と言われています。さらに吸血した約24~48時間後には産卵を始めるという驚きの繁殖力を持ちます

ノミが生息する場所

ノミは湿気が高くて暗い場所を好みます。草むらや縁の下に多く潜んでいますが、実は室内でも生息することが。カーペットクッションベッドなどはノミが生息するにはうってつけ。愛犬や飼い主さんが外から持ち込み、温度や湿度が保たれた室内で繁殖する可能性も

ノミが寄生するとどうなる?

ノミが体に寄生して吸血すると、かゆみだけでなくさまざまな症状を引き起こします

ノミアレルギー性皮膚炎

ノミに刺されると、その唾液に対して全身にアレルギー反応を起こすことがあります。患部に激しいかゆみが生じて、赤いポツポツとした発疹ができることも。前歯で体を噛んだり、地面に体をこすりつけたりしながら掻く場合は、この症状の疑いがあります。

吸血による貧血

多数のノミが寄生すると、大量に血を吸われることで貧血になることがあります。特に、抵抗力の弱い幼犬やシニア犬はその危険性が高いので注意が必要です。もしもぐったりとしている様子があれば、体にノミが付着していないかチェックしてみてください。

人間に感染することも

ノミの影響を受けるのはワンちゃんだけではありません。飼い主さんの体に赤いブツブツができたり、かゆみや水ぶくれを引き起こすことも。さらにノミを介した「猫ひっかき病」に感染すると、発熱やリンパ節の腫れが現れることもあるので注意が必要です。

ノミ撃退法&予防法

愛犬の体にノミを発見した時の対処法と、寄生しないための予防法をご紹介

ノミの駆除剤を定期的に投与する

動物病院でノミの駆除剤を処方してもらいましょう。薬を定期的に投与することでノミが死滅し、繁殖のサイクルを断つことができます。駆除剤と一緒に、スプレーや首輪タイプといった虫除けグッズを使うのもおすすめです。

草むらに入れない、帰宅前にブラッシング

愛犬の散歩の際には、草むらといったノミが潜んでいそうな場所には近づけないように。帰宅してからも、部屋に入る前に愛犬の体をブラッシングしたりタオルで拭くなどしてノミを家の中に持ち込まないようにしましょう。

こまめな掃除と洗濯

どんなに気をつけていても、ノミの卵や幼虫が室内に潜んでしまう可能性はあります。カーペットや愛犬のベッド、ソファの下など、ノミが繁殖しやすい場所はこまめに掃除機をかけ、寝具は定期的に洗濯をするように心がけて。

まとめ

室内でも大量発生の危険性があるノミ。その対策で最も大切になるのは、“予防”です。特にノミが大量発生しやすくなる梅雨から夏に入る前に、あらかじめ駆除剤を使って愛犬の体を守るのも有効です。愛犬の体にノミを発見した場合は早めに動物病院で処置をしてください。応急処置として、シャンプーをしたりお風呂に入れたりしてノミを取り除いてあげるのも良いでしょう。専用のノミとりシャンプーやノミとり用のクシなどのグッズも活用してください

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