愛犬の口が臭う…もしかして歯石が溜まっているのかも!

犬の病気

愛犬に近付いた時、口から嫌な臭いがして顔を背けてしまった。そんな経験はありませんか?フードやオヤツの食べカスが口内に残ることで臭いがすることがありますが、多くは歯石が原因口臭がキツくなっているようです。特に奥歯に黄色や茶色の歯石がギッシリと付いているワンちゃんは歯周病になっている可能性があるので要注意。そこで歯石の原因や予防法について知り、日頃からのケアに役立ててください。

歯石が付く原因は?

ワンちゃんは歯石が付着しやすい

歯石とは歯の表面に付いた細菌の固まりである歯垢が石灰化したもの。黄色や茶色の固まりが付着し、歯磨きでは落ちにくいのが特徴。ワンちゃんは人よりも唾液のアルカリ度が高いため歯垢から歯石に変わるスピードが速く3日程で歯石になると言われています。

フードの種類

ウェットフードは水分量が約75%と多く、中には食べやすいようトロミを付ける目的で増粘安定剤が添付されているものも。その特性からドライフードに比べて歯に食べカスが付着しやすくなっています。特にパピーシニア用はウェットタイプが多いので要注意。

犬種や個体差

ダックスやプードル、チワワ、マルチーズといった小型犬マズルが長く小さな歯が詰まっているので歯垢や歯石が付きやすいと言われています。逆に、フレンチブルドッグのようなマズルの短い犬種、唾液量の多い大型犬歯石が付きにくいと言われています。

歯石を放置するとどうなる?

歯周病を引き起こす

歯と歯茎の間にある歯周ポケットに細菌が入ることで発症する歯周病。2歳以上のワンちゃんの8割超が歯周病と言われています。歯周病になると口臭をはじめ、歯茎の出血歯のグラつきが起こり、酷くなると顔の皮膚に穴が開いたり、あごの骨が骨折することも。

除去(スケーリング)が必要に

頑固な歯石は動物病院で専門的に除去(スケーリング)しなくてはなりません。歯石は歯の表面だけでなく歯周ポケットにも入り込んでいるため、多くは全身麻酔をした上で専用の器具を使って取り除く治療が必要に。当然、ワンちゃんの体の負担も大きくなります。

心臓疾患を引き起こす

歯周病を放置してしまうと、細菌(歯周病菌)が歯茎の毛細血管を通って全身へと運ばれ、最終的に心臓へ辿り着きます。これが原因となって細菌性の心臓疾患を引き起こしてしまい、最悪の場合は心不全になって命を落とすことも。

歯石を予防するには

日常的な歯磨き

歯石と歯周病の予防には、愛犬の歯磨きが必要不可欠。ワンちゃん用の歯ブラシをはじめ、歯磨きシートガーゼなどさまざまな歯磨きグッズが市販されているので愛犬に合うものを試してみて。できれば毎日が理想ですが、最低でも3日に1日は歯磨きを

ガムや骨、グッズを活用

歯磨きが難しいワンちゃんには、歯磨き効果のあるガムや骨(おやつ)おもちゃを与えてみるのも手です。噛むことで唾液の分泌が促進され、歯の表面をクリーニングできるものも。歯石がつきにくくなるサプリメントグッズも市販されているので試してみるのも◎。

フードを見直す

水分量の多いウェットフードはどうしても歯につきやすくなってしまいます。ウェットフードを与えているワンちゃんで歯石が気になる場合は、ドライフードに切り替えてみるのもいいかもしれません。もちろん、ドライフードでも食後は歯磨きするようにしましょう。

まとめ

たかが口臭、たかが歯石…と放置しておくと全身麻酔をした上での歯石除去や心臓疾患の治療など、愛犬の体に大きな負担を与えることになりかねません。そうならないためにも日常的な歯磨きといったデンタルケアをしておきたいもの。できれば子犬の頃から口の周りを触られることに慣れさせ、歯磨きが抵抗なくできるようにしつけておくと良いでしょう。また、口臭の原因は歯石や歯周病だけでなく腎臓や胃腸の疾患が原因になっていることもあるので、食欲不振や下痢・嘔吐といった症状がないかもチェックしてください。

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