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2020-10-19

知ってる?目の周りが変色する!“犬の涙やけ”と対策

愛犬の目の周りが赤茶色に変色したことはありませんか?目やにと勘違いされることがありますが、これは涙やけといって被毛の変色や皮膚の炎症を引き起こした状態のこと。

ワンちゃんの涙が溢れてしまい、その成分が酸化して変色したり、雑菌が繁殖することで涙やけが起こると言われています。拭いてもシャンプーをしても取れないやっかいな涙やけ。その原因を知り、改善するための対策もご紹介します。

涙やけを引き起こす主な原因

鼻涙管が細い・詰まっている

本来、涙は鼻涙管(びるいかん)という管を通って鼻先から出ていきます。ところが鼻涙管が老廃物によって詰まったり細かったりするとスムーズに涙が排出されず、溢れ出ることが。子犬は鼻涙管が発達していないため、涙やけを起こしやすい傾向があります。

目に入った毛やゴミによる刺激

被毛が長い犬種の場合、毛が目に入って刺激を与えて涙の量が増加することがあります。もしくは“逆さまつ毛”が眼球を刺激してしまうことも。被毛だけでなく、ホコリやハウスダストと言った異物が目に入ると、それを追い出そうと涙が過剰に出ることもあります。

疾患やアレルギーによるもの

生まれつき涙点(るいてん※目頭にある穴)がなかったり、結膜炎腫瘍などの疾患によって鼻涙管が閉塞してしまうワンちゃんがいます。また、花粉や食べ物にアレルギー反応を起こすことで目の周りに強いかゆみが起こり、涙の量が増えて涙やけが起こることも。

フードやおやつが合っていない

涙やけと食べ物の因果関係ははっきりと分かっていませんが、普段食べているフードやおやつに含まれる成分や添加物によって鼻涙管が詰まることがあると言われています。もしくは食べ物アレルギーによってかゆみが起こり、それが涙やけに繋がることも考えられます。

涙やけになりやすい犬種

体の構造的に涙やけになりやすい

先天的に鼻涙管に涙が流れにくい構造をしている犬種…トイプードル、マルチーズなど

アレルギーを起こしやすい

先天的にアレルギーを起こしやすい犬種…チワワ、ダックスフンド、柴犬など

涙やけの予防と対策方法は?

目元の被毛をこまめにカットする

被毛が目に入らならないように、定期的に目の周りをカットしましょう。既に涙やけを起こしている場合は、変色している部分をカットしたり、変色を目立たなくする洗浄液を使う方法があります。洗浄液は愛犬に合ったものをトリマーや獣医師に相談して選ぶと安心です。

フードを見直す

フードに含まれる成分や添加物の影響で、涙やけを引き起こすことがあると言われています。症状が気になる場合は、添加物が含まれていないもの低アレルギーのものなど、愛犬の体質に合うフードに切り替えてみるのも良いかもしれません。

生活環境を改善する

花粉ハウスダストが原因で涙やけを引き起こしている場合は、生活環境を清潔に保つように。室内犬は部屋の中を定期的に掃除・換気する、ベッドや毛布など愛犬が使っている寝具を洗濯する、外出から帰った際は体を拭くなど、衛生状態に気を配りましょう

まとめ

涙やけは放置しておくと、汚れや雑菌が溜まって目の周りがカピカピに固まってしまうことも。日頃から涙をこまめに拭くと共に、少し目立ってきたと感じたら洗浄カットなどのケアをしてあげて。ただしケアしても一向に改善しない、悪化する、臭いを伴う…という場合は、何かしらの病気にかかっている可能性があります。ただの涙やけと侮らず、気になる症状があれば動物病院を受診することをおすすめします。

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