感染症の影響もあり、ワンちゃんと自分も引きこもりで運動不足…ということはありませんか?いつもの散歩もいいけれど、近年注目が集まっている「ドッグスポーツ」ご存じでしょうか。いつもの散歩時間も、「ドッグスポーツ」を取り入れて、もっと楽しく過ごすのもおすすめです。新しいことをスタートすることで、ワクワクを増やしてみてはいかがでしょう。

ドッグスポーツの種類
ひとことで「ドッグスポーツ」といってもたくさんの種類があります。
世界大会など大きな大会がある、アジリティーや、ディスクドッグなどをはじめ、ハードルを飛び越え、ボールをくわえるフライボールや、楽しむことを目的とした障害物競技エクストリーム、ヨーロッパ圏でよく行われている飼い主とワンちゃんでマラソンをするドッグマラソンなどがあります。
大会などが数多く行われている、メジャーな種目はこちら
アジリティー
簡単に言うと、ワンちゃんの障害物競争。トンネル、シーソー、ハードルなどスタートからゴールまで用意された障害物をクリアし、ゴールまでのタイムを競います。
ワンちゃんへの飼い主(ハンドラー)の指示も重要で、信頼関係も大切な要素となってきます。
フリスビードッグ(ディスクドッグ)
大きく分けて、2つの種類の競技があり、「ディスタンス」と呼ばれる距離を競う競技と、「フリースタイル」と呼ばれる技を競う競技です。
ディスタンス:制限時間内に1枚のディスクを繰り返し投げて、犬がキャッチした距離のポイントを競う競技。距離が遠いほどポイントは高いけれど、ワンちゃんが戻ってくるまでのロスタイムもあり、短い距離でポイントを稼ぐか、遠い距離で稼ぐかなどの戦略も必要となってきます。
フリースタイル:10枚までのディスクを使うことができ、音楽に合わせて、キャッチする技を見せる競技。競技の難易度によってポイントが違い、合計ポイントを競います。
さまざまな技がありますが、ハンドラーとワンちゃんが息を合わせて行い、ハンドラーの運動神経も多少必要とされます。
ドッグダンス
その名の通り、ワンちゃんと飼い主さんでダンスをする競技。音楽に合わせて、ワンちゃんの芸を見せ、その表現性は、リズムなどが審査基準になります。

フリスビードッグ!ディスタンス。
おすすめしたい、3つの理由
1.どこでもできる
アジリティーなどの障害物競争は機材が必要となるので、スクールや訓練所に通うことになります。ドッグダンスは、必要な機材などはありませんが、基本の動きなどを覚えるには飼い主さんの根気が必要で、教室などに通う方がモチベーションをたもち、楽しむことができます。
フリスビーは、人間もワンちゃんも親しんだことのある人が多いという点、ディスクとちょっとした距離が確保できれば十分に遊べるという点で、かなり気軽にとりかかりやすい競技です。遠くに投げることができなくても、ワンちゃんは十分楽しんで、運動にもなります。
2.ワンちゃんとの信頼関係が深まる
飼い主さんであるあなたが、フリスビーを投げるタイミングをワンちゃんはしっかりと見てキャッチします。最初のうちは、声をかけて行いますが、上級者になると、アイコンタクトのみでできる人も。
このように、フリスビーのやりとりによってコミュニケーションが生まれ、信頼関係が深まります。
3.しつけにもなる
キャッチしたフリスビーを持ってくるフリスビードッグ。なので、必ず、「もってこい」ができるようにならないといけません。フリスビードッグを行うことで「もってこい」のしつけが身に付きます。
フリスビードッグのはじめ方

1.まずは、布製のディスクからスタート!
まずは、キャッチ&リリースができるようになることが必要です。慣れない場合には、はじめからプラスティックのフリスビーを使うのは、ケガなどの観点から見ても危険です。まずは、布製のディスクそのものに、慣れることから始めましょう。
2.キャッチ&ドロップの練習
飼い主さんが「キャッチ」と声をかけて、ワンちゃんに布製ディスクをくわえさせる。できたら褒めてあげ、「キャッチ」を覚えさせます。
だんだんとスムーズにできるようになったら、「ドロップ」と声をかけて、ディスクを放させる練習をします。
3.走る、助走の練習。
次は、「ターン」というキャッチの前の助走の練習です。
飼い主さんは、おもちゃを見せて、「ターン」と声をかけて、前を向いたままおもちゃを後ろに投げます。だんだんと、後ろから、左後ろにおもちゃを投げるようにします。
これを繰り返し、「ターン」という掛け声でワンちゃんが右側を通って左斜めうしろに走る、という行為を覚えさせます。最終的には、飼い主さんを一周して前に走るようにボールを誘導します。
4.いざ!ディスクのキャッチ。
布製のディスクを持ち「ターン」と声をかけ、ワンちゃんが前に走り出したタイミングでディスクを転がします。ワンちゃんがディスクを走りながらディスクを加えることができたら褒めてあげましょう。
「カム」(来い)と声をかけて、戻ってくるように指示をし、ディスクを持ってくることができたらいっぱい褒めてあげましょう!
布製のディスクで「ターン」から「カム」まで上手にできるようになったら、プラスティックのディスクで、はじめは転がして練習しましょう。
まとめ
いかがでしたか?ドッグスポーツ、いろいろありますが、どれも愛犬と楽しみを増やすという観点で気軽に始めてみるのもいいかもしれません。もし、上手にできて、はまったら練習を重ねて大会を目指して楽しむのもいいでしょう。
信頼関係やコミュニケーションも築きやすく、しつけもできるフリスビースポーツをはじめとして、愛犬も飼い主もハッピーになれる、ドッグスポーツ。始めやすいものから、やってみたいもの、是非チャレンジしてみてください。
ちなみに、ぷらすわんで取り扱っているペットフードは
多くのフリスビードッグをしているワンちゃんたちに愛用いただいています。
是非、フードもお試しくださいね。